飲料水、携帯食料品、貴重品(預金通帳、印鑑、現金、健康保険証など)、携帯電話、救急用品、お薬手帳、ヘルメット・防災ずきん、マスク、軍手、筆記用具、マッチ・ライター、懐中電灯、電池、ビニール袋、衣類、雨具、下着、タオル、携帯ラジオ、予備電池、携帯電話の充電器、携帯電話の充電用バッテリー、使い捨てカイロ、ウェットティッシュ、洗面用具、携帯トイレ、メガネ・コンタクト、乳児のいる家庭はミルク・紙おむつ・ほ乳びんなど。
6.避難場所や避難経路を確認
- 自宅や勤務先付近に洪水の恐れのある河川があったり、低地、急傾斜地で水害や土砂災害の恐れがあったりする場合は、事前に防災マップやハザードマップ(災害予測図)を入手し、避難場所、避難経路を事前に確認することが大切だ。自治体によってはネットで公開しているところもある。
- 避難場所は、豪雨、地震、津波、火山噴火など災害の種類によって安全な避難場所が異なる。国土交通省が提供する全国自治体ハザードマップなどを確認しよう。
- 災害の発生時、家族は別々の場所にいるかもしれない。そんな時でも互いの安否を確認できるよう、日頃から安否確認の方法や集合場所などを事前に話し合って決めておこう。
7.安否確認の方法を家族で共有
災害時には携帯電話の回線がつながりにくくなり、連絡がとれない場合も。その際には以下のサービスも利用できる。
- 災害用伝言ダイヤル
災害用伝言ダイヤル(171)に電話をかけると伝言を録音でき、自分の電話番号を知っている家族などが、伝言を再生できる。NTT東日本の公式サイトによると、利用可能な電話は、加入電話、公衆電話、災害時にNTTが避難所などに設置する災害時用公衆電話など(携帯電話・PHSからも利用できるが、詳しくは契約している通信業者に確認を)。録音時間は、1伝言あたり最長で30秒。
- 災害用伝言板
携帯キャリア事業者が提供。携帯電話やPHSから登録できるネット伝言板。自分の電話番号を知っている家族などが、情報を閲覧できる。NTTドコモ災害用伝言板、SoftBank災害用伝言板サービス 、au災害用伝言板がある。
- Facebook災害支援ハブ
災害の影響を受けた地域にいる場合に、Facebookを通じて自分の状況報告や友達の安否を確認することができる。
- Google パーソンファインダー
災害発生後にGoogleが適宜開設する。氏名などを登録することで、互いに安否確認ができる。
8.外出は控える
- 台風が接近している間は、大雨や暴風の恐れがある。できる限り外へ出ないようにしよう。
- 用水路、海岸の見回りは絶対にしない。増水した用水路は道路との境目が分からず、足を取られて流される危険がある。海岸では高潮に飲み込まれる恐れがある。
- 屋外での作業は控えよう。暴風や突風にあおられて転倒する危険がある。家屋の補修は接近前に終わらせよう。
9.命を守るため、早めの避難を
市町村から避難指示があったら、すぐに動けるように準備して、すばやく避難しよう。また、避難指示が出されていなくても、危険を感じたら、自主的に避難しよう。
- 扇状地、海岸・河川敷、樹木の少ない山間部、危険な土地にいる場合は早めに避難しよう。
- 車での避難には注意。降水量が増えるとワイパーを速くしても視界が見えにくくなり、車輪と路面の間に水膜が生じてブレーキが効かなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こる危険がある。
- 地下空間(地下道、地下室)は、地上が冠水すると水が流れ込み、避難が困難になる危険があるので注意しよう。
- 都心では、遠くの避難場所へ避難するより、隣近所の2階以上の頑丈な建物に避難するほうが安全な場合もある。避難する場合は、周囲の状況なども総合的に判断し、行動するようにしよう。
- 避難前には火の元、ガスの元栓、電気のブレーカーを落とし、戸締まりを確認しよう。
10.災害時、ネットで情報収集をするには
以下に、災害時に役立つ政府や公共機関が運用する公式Twitterアカウントやサイトを紹介する。
地震、台風、大雨や重大事件など、災害・危機管理関連の政府の活動情報を確認できる
大規模災害が発生した際、消防関連情報を確認できる。
災害時、自衛隊の派遣状況などの関連情報を確認できる。
自治体から提供を受けた避難所データなどを基にした全国の避難所情報を確認できる。
万が一、台風後にお住いの問題があればお気軽にワンダフルリフォーム工房にご相談ください。