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無機塗料は業界でも推しの商品ですが無機塗料ってどう？

価格も高額で手が出しにくいけどとお悩みの方へ解説します。

無機塗料とは
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一般的な塗料は有機塗料と呼ばれ、石油などの有機物（炭素を含むもの）を主成分とした樹脂を使用しています。
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アクリル・ウレタン・シリコン・フッ素などの樹脂がこれにあたり、塗膜の基本性能は樹脂によって大きく左右されます。
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色あせやチョーキングなどの塗膜の劣化事象は、この有機物が原因となり発生します。
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一方、無機塗料は、鉱物やレンガ、ガラスなどの無機物（炭素を含まないもの）を配合して作られた塗料です。
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一般的にはセラミックやケイ素などの無機物を主成分とした塗料のことをいいます。
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無機物は紫外線で劣化しないため、無機物自体は半永久的な耐久性を持っています。無機物を100％使用して塗料を作ることができれば、半永久的な寿命を持つ塗料を作ることも可能です。ビルのガラスが何十年経っても、劣化しないのと同じことです。
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しかし実際にはそれでは固すぎて塗料として使用することができないので、無機物の耐久性を活かしつつ、有機物を混ぜて作った塗料が無機塗料です。
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しかし無機物が何パーセント以上含まれていたら無機塗料というのか、という定義は特にありません。無機塗料には様々な種類があり、中には質の良くないものや効果が実証されていない無機塗料を高額な値段で勧めてくる悪質な業者もいます。
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少しでも無機物が含まれていれば無機塗料と呼ばれていることがあるので、無機塗料を選ぶ際には注意が必要です。