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外壁用塗料を選ぶ前に知っておくべき！【水性】と【油性】の違い
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水性塗料・油性(溶剤)塗料とは？
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塗料は「人工樹脂＋顔料(色付け)＋添加物(機能を付加)」を混ぜ合わせて作ります。
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しかし、塗料の原液だけでは粘度が高過ぎて、そのままでは塗れません。
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そこで、塗料原液に液体の溶剤(希釈剤)を混ぜて塗りやすくします。
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塗ったあと溶剤は蒸発し、乾燥後は塗膜だけが塗装面に密着します。
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外壁用塗料の溶剤(希釈剤)の種類
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溶剤の種類と希釈率は、各塗料ごとに決まっています。
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水を混ぜるものを水性塗料、シンナーを混ぜるものを油性塗料(溶剤塗料)と呼びます。
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油性塗料(溶剤塗料)に使うシンナーは「強溶剤」と呼ばれるものと「弱溶剤」と呼ばれるものがあります。
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塗装でよく使われる「密着性」とは、ピッタリと付く性質、隙間なく付着する性質のことです。
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密着性が低いと、はがれやすくなります。一般的には、水性より油性の方が密着性が良好です。
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油性の中では、弱溶剤より強溶剤の塗料のほうが密着性がよくなります。油性塗料のほうが密着性が高いにもかかわらず、最近では水性塗料が主流になりつつあります。なぜ油性塗料が使われなくなっているのでしょうか。
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水性塗料が主流になりつつある経緯
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もともと塗料は油性しかなく、植物油由来のものは大昔から存在していました。水性塗料は、あとから化学の進展に伴い出現したものです。
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水性塗料ができた当初、油性塗料の方が圧倒的に耐久性や速乾性に優れていました。ですが、油性塗料は有害物質(トルエン、キシレン)を含んでいて人体や環境に良くないうえ、発火しやすいという欠点がありました。そこで、人体や環境のことを考え、徐々に水性塗料を採用する動きができてきました。最近は外壁用の水性塗料の開発が進み、高耐久の商品も増えてきています。